下町未生日記

自分が食べた果物の種を植えようと思った事はありませんか?自分は何度も植えては失敗の繰り返し。そんな男のひとり言です。

お辞儀

前にもあったが、雨になるとクヌギの木がお辞儀をする。

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天気が回復するとまた元に戻るのだが、これはこの木の特長なのか?

 

それとも鉢植えがいけないのか?

 

これも日当りの良い場所で露地植えしていれば、もう少し大きくなっていただろうな…!

 

どうなる事か?

発芽後の成長が止まったと思っていたら、そのダメそうな茎の途中から葉が出てきた直七(田熊すだち)。

 

葉の数は3枚のままで変わらないが、下の茎が重さで曲って来たような気がする。

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上の葉が成長したり別の葉も出てくる可能性もあるので、下の茎もそれに合わせて成長してもらわないといけないと思っているのだが、もしその部分がこれ以上成長しないのであれば、やがて耐えられず倒れてしまうのではと少し不安だ。

 

果してどうなる事か?

 

 

栗は順調に成長している。

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本来大きくなる木なので当たり前なのだが、この調子では早いうちに大きな鉢に植え替えるか露地植えにするべきなのだろう。

 

このままこで育たいと思っているのだが、どうなる事か?

 

 

台木

日本では柑橘類の接ぎ木の台木として9割以上でカラタチが使われている。理由は他の柑橘類との相性の良さや病気や寒さに強く、更に成長は早いがあまり樹高が高くならないからだそうだ。

 

他には柚子が使用され、沖縄ではシークワーサーが使われると何かで読んだ事もある。

 

海外では東アジアでカラタチが使われるが、欧米ではサワーオレンジが使われる様だ。

 

サワーオレンジとは文字通り酸っぱいので生食には適さす果汁を使用する種類で、日本ではなくダイダイがそれに当たるそうだ。

 

それを知ってしまうと種子を入手して実生に挑戦したくなる。

 

柚子は数年前から育てているしシークワーサーは発芽はずるが東京の屋外で越冬はできなかった。

 

残るカラタチは昨秋、ダイダイ年末にそれぞれ実を2個ずつ入手した。

 

古くから存在するだけあって1つの実に多くの種子があった為、半分をキッチンペーパーでの発芽に挑戦。残りを水苔で保存した。

 

 

キッチンペーパーの方は数個発芽。まだ寒かったが土に植え春の訪れと共に成長し始めている。

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f:id:mishou-club:20230528184352j:imageダイダイ

 

柑橘類の実生苗は個体差が大きく成長の度合いが異なる様な気がする。もしかしたら管理方法が悪るいのかもしれない。でもそれも実生の楽しみだと思っていて、発芽した中から文字通り成長株を見つけるのが楽しみだ。

 

 

水苔の方は春の種子撒きの前に水苔に包まれたまま発芽してモヤシの様になってしまったので、慌てて土に植えたが、その際両者を取り違え、既にダイダイを植えていた鉢にカラタチを植えてしまった。

 

幸いにもカラタチは独特の葉系をいているので区別はつくが、こちらも順調に育つ物とそうではない物とに別れてきた。

 

果してどのくらいが無事に育ってくれるのか?

 

 

 

 

興味津々

昨秋発芽したもののその後冬を迎え茎が立上がらず成長が止まってしまった直七(田熊すだち)。

 

春になってもそのままだったので駄目だと思っていたところ、何と5月に入り茎の途中から葉が出始めていた。

 

それから約1週間。今の様子。


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右後ろのカラタチと比べると、異様さがわかる。

 

今後成長が進んだ時下の部分がどの様になって行くのか?興味津々だ。

 

 

栗は順調に成長している。

 

これは他の柑橘類に倣って昨秋に湿らせたキッチンペーパーに包んで発芽に成功したものの、やはり冬に成長が止まってしていたので様子を見ていたが、暖かさと共に再び成長を始めていた。


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栗も多胚せいなのか、2本の茎が伸びている。

 

このままが良いのか?間引くか分けて植えた方が良いのか?

 

またこの2本は同じ性質なのだろうか?

 

これも興味津々だ。

 

アゲハの幼虫

今朝見たらアゲハの幼虫が巨大化していたが、それと比例して葉もだいぶ食べられていた。

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見つけた時点である程度成長していたので駆除するのも忍びなく、一匹だけはと見逃して放置しておいたが、一匹でもこれだけの被害とは…!

 

今年は1年生の苗が多いので、ちょっとの油断が命取りになるので、今年は鬼になろうと改めて思う。

 

個体差

去年の秋から冬にかけて入手し、春までにキッチンペーパーとジプロックで発芽した柑橘類。

 

発芽次第ビニールポットに植えたもの達。

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暖かさと共に成長を始めたものとそうでないものとがある。

 

これまでの経験から前年に発芽した柑橘類の1年生は、冬を無事に超えても暖かくなりこれからと言う時になって駄目になってしまうものがあるのを何度も見てきた。

 

自分の育て方のせいかもしれないが仕方ないと思っているが、それでも育つものは育つので実生苗の個体差の大きい事を実感する。

 

そんな中面白いものを見つけた。

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これは直七と言うすだちの一種の実生苗。これもキッチンペーパーとジプロックとで冬に発芽したもで、ビニールポットに植えたが暖かくなってもずっと葉が出ていなかった。

 

冬に発芽したものをビニールポットに植えたが暖かくなってもずっと葉が出ていなかった。

 

それでも枯れる事もなかったのでそのままにしておいたら、なんと先端からではなく途中から葉が出始めた。

 

きっと発芽後の新葉は上手く成長できなきったのだが枯れる事なく、頑張って本葉を出すまでになったのだろう。特に今回はイレギュラー的な発芽方法と時期だったので色々あると言う事か?

 

直立していないのでどの様に伸びていくのか、心配でもあり楽しみでもある。

 

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悲願

何年か前からサクランボを種から実生で育てたいた思っていた。

 

実際に数年続けて挑戦しているが、まだ一度も発芽に成功していない。

 

サクランボはバラ科なので、種子は一冬越さないと発芽しない。

 

冬を越すと言う事は、初夏に種子を入手してから約9ヶ月待たなければならない。その間種子を乾燥させないようにするのは結構大変だ。

 

疑似越冬として、冷蔵庫に3ヶ月程入れておくと、言う方法もあるが、疑似越冬が終わる頃は秋を迎え気温が下がるので発芽は難しく、結局普通に一冬越すのと変わらなくなる。

 

そこで種子の殻を割り、核の部分を取出し湿らせたキッチンペーパーに包んで発芽を促進する方法を取ろうと思い、桜の種子を練習も兼ねてその方法でやってみたのだが、なんとその日にスーパーに行ったら既にサクランボが売られていた。

 

しかも割引シールが貼られていてまるでこれでやってみろと言わんばかりだったので早速入手した。

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帰宅し早速食べて種子をGET。

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約1時間程水につけてから殻割りに挑戦。

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約20個取り出した。

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これを湿らせたキッチンペーパーに包みジプロックに入れて終了。

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あとは良い結果になることを祈り待つばかりだ。

 

だが少しだけ気になったのが、種子の核が殻の大きさに比べて比較的小さかった事。

 

まだシーズン早めなのでまだ成長が充分ではないのか?

 

それともそもそもサクランボは品種改良されているから種子が不完全なのだろうか?

 

一抹の不安を抱えながら2〜3週間様子を見てみようと思う。

 

 

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