念願と珍説と
念願のサクランボが発芽した。
実は殻を割ってサクランボの種子を取り出し1ヶ月弱、湿らせたキッチンペーパーで包んでおいても全く発芽する気配が無かったのだが、ふと昨年ネクタリンを発芽させた際も暫く経ってから種子の薄皮を取ったら発芽した事を思い出し、いくつかの薄皮を剥がしてみた。
これは佐藤錦。
白っぽいのが薄皮を剥がした種子。
薄皮を剥がしてから1週間も経たずに発芽した。
こちらはアメリカンチェリー。
一部にカビが生え始めたので心配したが、こちらも薄皮を剥がしてから1週間経たずに2個発芽していた。
恐らく水分をたっぷり取込み発芽準備はできていたのだろうが、薄皮が邪魔していたのかもしれない。
サクランボ等のバラ科の種子は一冬越さないと発芽しないと言われているが、もしかしたらそれは休眠するからなのではなく、寒さで薄皮が収縮しその結果剥がれる事で発芽するのでは?
あくまでも勝手な思い込みだが、ふとそんな説を思いついてしまった。根拠はないが…!